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年明けスペシャル~聊楽句会新春の俳句10選

CRIPublished: 2023-01-10 20:08:19
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2023年元日の北京

2023年になって最初のレギュラー番組です。今回は中日文化交流の一部でもある俳句交流を取り上げたいと思います。

「行く年」と「来る年」にちなむ近作10句を紹介します。出所は中日両国の参加者が半々を占める「聊楽句会」です。

「聊楽句会」は2019年4月に発足。現在のメンバーは36人、週に一句を投句し、相互選評する通信句会です。3年余り活動を続けた結果、3冊のアンソロジー句集を刊行し、しっかりと足跡を残しています。

呼びかけ人&代表は北京出身の俳人、翻訳家の董振華さん。

董さんは1996年、留学先の日本で現代俳句協会会長、名誉会長を歴任し、中日文化交流にも尽力された金子兜太(1919-2018)氏に師事して、句作を始めました。これまでに句集4冊のほか、随筆、翻訳書等を中国や日本で多数出版しています。

「聊楽」は「気軽に俳句を楽しむ」という意味。もともとは金子氏が董さんの句集に揮毫した書名でした。師が99歳で逝去した翌春に、董さんは「十七音で春夏秋冬を味わい、中日文化交流の絆を深める」思いを胸に「聊楽句会」を立ち上げました。

「兜太論」を自分のライフワークとする董さんは、去る十二月から、目標に向けての第一歩を踏み出しました。それは、自らが聞き手と編者を務めた、『語りたい兜太伝えたい兜太―13人の証言』というインタビュー集の出版でした。

こんな董さんを代表とする「聊楽句会」はどのような句会で、会員たちはどんな俳句を書き、どのようなことをめぐって交流しているのか、近作10句を取り上げてご紹介してまいります。

【行く年を振り返って】

【来る年に思いを寄せて】

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この番組をお聞きになったご意見やご感想は、nihao2180@cri.com.cnまでお願いいたします。件名は【火曜ハイウェイ係りまで】。お手紙は【郵便番号100040中国北京市石景山路甲16号中国国際放送局日本語部】までお願いいたします。皆さんからのメールやお便りをお待ちしております。

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