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【CRI時評】東西半球の二つの最大の発展途上国が再び握手へ

CRIPublished: 2023-04-12 10:10:09
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中国とブラジルはそれぞれ東西の半球において最大の発展途上国だ。ブラジルのルラ大統領が12日に中国訪問を開始するのに伴い、海を挟んで遠く離れたこの二つの新興大国が再び握手することになる。

経済の議題が、ルラ氏の今回の旅の大きな焦点だ。ブラジルは現在、ポストコロナの回復という重要な任務に直面し、ルラ氏は同国の「再工業化」推進に尽力している。他方、中国は質の高い発展と高水準の開放を推進中で、ブラジルを含む世界各国にウィンウィンのチャンスを提供する。

両国上層部の推進の下で、二国間交流は日増しに深まり、両国民間の距離も絶えず縮まっている。サッカー、サンバ、シュラスコだけでなく、今日の中国人、特に若者はブラジルのことをより理解していて、例えばブラジリアン柔術は近年、中国で急速に普及し、中国柔術運動発展委員会も設立された。

ブラジル人の中国に対する理解も長城とカンフーだけにとどまらない。ブラジルでは中医が広く歓迎されていて、正式な中医鍼灸(しんきゅう)師の数は10万人を超える。「中国製」はますます多くのブラジル民衆に恩恵をもたらしている。

科学技術協力は、中国とブラジルの協力におけるもう一つの重要な柱だ。中でも、中国・ブラジル地球資源衛星プロジェクトは「南南協力の模範」と誉れ高く、先進国による技術独占の打破に模範的な効果をもたらしている。

国際情勢が複雑化・多変化する中、中国とブラジルは発展途上国の先導者として、覇権主義と強権政治に反対し、真の多国間主義を支持している。両国は、国連、世界貿易機関

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